【読まれる・売れるコピーライティング】書籍紹介『ポチらせる文章術』大橋一慶

ビジネス

今回の書籍紹介は、みんなのコピー代表、大橋一慶さん著『ポチらせる文章術』をご紹介します。

  • 気になっていて読んでみたいけど、どんな本なの?
  • この本は読みやすい?おもしろい?
  • どんなことを学べるの?

そんなあなたのために、この記事ではこの本の大まかな内容と、どんな人におすすめなのかをざっくりと分かりやすく紹介します。

しばとしょ
しばとしょ

この記事はあくまでも「紹介」であり、「感想・書評」ではありません。

皆さんの本選びの参考にしていただくのが目的なので、クリティカルなネタバレはしないようにしています。

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こんな人におすすめ

  • ネット販売で売り上げを伸ばしたい人
  • 読者の気を引くセールスコピーの書き方を知りたい人
  • ブログやSNSで読まれる文章を書けるようになりたい人
  • 「ポチらせる文章」の書き方を知りたい人
  • 文章力を上げたい人

どんな本?

著者である株式会社みんなのコピー代表大橋一慶さんは、セールスコピーライターとして1,000件以上の広告に携わり、ネット・紙媒体を問わず多くの案件を成功に導いてきたすごい経歴の持ち主です。

ひとことで言うと「売れるコトバ作り」の専門家。

著書『セールスコピー大全』は10万部突破の売り上げとなっています。

本書はそんな大橋一慶さんの「読まれる文章術」をわかりやすく紹介した一冊です。

書籍情報

  • ポチらせる文章術 / 大橋一慶
  • ぱる出版
  • 2019年11月6日 初版発行
  • 1,400円+税
  • 223ページ

ちなみに厚みはこんな感じ。(iPhone15との比較です)

極論を言うと、コピーライティングは書くことや表現することではない。

考えることなんだ。

ネットを眺めていると、Web広告のキャッチコピーがたくさんありますよね。

その中でもつい目がいってしまうキャッチコピーってありませんか。

ネットでの広告やセールスでは、そんな「読まれるコピー」がとても重要です。

よいをコピーを作るためには、徹底的に読み手が反応する提案を考えることが大切だと著者は語ります。

そして「読まれる提案」を作るたったひとつのルールは、「欲しい人へ、欲しいものを売る」こと。

当たり前のように聞こえるこのルール。

しかしこれができれば、売れない世界から売れる世界へワープできると言います。

本書では、深まる読書の方法と、そのためのおすすめの本も合わせて紹介されています。

5つ星総合評価

  • 読みやすさ ☆☆☆☆☆
  • 面白さ   ☆☆☆
  • ためになる ☆☆☆☆
  • 話題性   ☆☆
  • おすすめ度 ☆☆☆☆

  ※しばとしょの個人的な感想です。

本書は著者の「大橋さん」と、コピーライティングは素人でネット販売を担当させられる「いろはちゃん」との会話形式で進んで行くため、本当に読みやすいです。

各章ごとに段階を追ってコピーライティングの考え方と書き方が解説されているので、ひとつずつ理解していくことができます。

その内容は当たり前のようで、どれもなるほど!と納得してしまうものばかり。

私はブログをやっている関係で本書を手にしてみましたが、文章による何かしらの発信をしていない人にとってはあまり関係のない内容ではあります。

人を選ぶ内容と言う点で「ためになる」「おすすめ度」は☆4としましたが、この内容を必要とする立場の方にとっては☆5以上の学びのある本だと思います。

どんなことを学べる?

売れるキャッチコピーの作り方がわかる

本書では、売れるキャッチコピーを作る10のテクニックが段階的に紹介されています

それらを複合的に、ターゲットや商材に合わせて活用することで、誰でもレベルの高いキャッチコピーを作ることができるようになります。

各テクニックごとに、具体例や使いやすいテンプレートが紹介されており、普段からセールスライティングの指導をされている著者ならではの読者に対する気遣いが感じられます。

「自分にも書けるかも」という気にさせるところはさすがですね。

ボディコピーの書き方も学べる

本書はキャッチコピーのみならず、売れるボディコピー(本文)の書き方まで教えてくれます。

ここではボディコピーの考え方をナンパに例えているところが驚きでしたが、非常にわかりやすかったです。

ボディコピーが悪いとお客さんに「買わない理由」を与えてしまうことになります。

要するに、キャッチコピーで立ち止まってくれた読み手を繋ぎ止め、そのままこちらの話に興味を持ってもらうことがボディコピーの役割です。

本書では6つの構成でボディコピーを作る方法を解説しています。

商品認知ステージと広告媒体ごとの特徴がわかる

この部分はWeb広告に携わっている人にとっては超重要な情報なのではないかと思いました。

消費者にはそれぞれ4つの商品認知ステージというものがあり、ターゲットがどのステージにいるかでコピーの書き方が大きく変わります。

もちろん実例付きで詳しく解説されています。

さらに、ステージごとに有効な広告媒体が異なるとのこと。

Web広告関係者は必読です!

まとめ

今回はぱる出版から大橋一慶さん著『ポチらせる文章術』をご紹介しました。

Web関係者はもちろんのこと、ブログやSNSに力を入れたい方にも大きな学びのあるおすすめの1冊です。

個人的には、いかに読み手の気持ちになるかというところが重要だと感じました。

それってネットのみならず、日常のコミュニケーションや仕事においても大切なことなんじゃないかなとも思いました。

ポチらせたい人も、そうでない人もぜひ読んでみてください!

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