今月は6冊の本を読むことができました。
新年度のバタバタで数は少なめとなりましたが、お勧めできる本が多かった印象です!
今回は4月に読んだ本をまとめていきます。
2025年4月に読んだ本

- 『世界の一流は「休日」に何をしているのか』越川慎司
- 『さみしい夜のページをめくれ』古賀史健
- 『新しい、美しい日本の図書館』立野井一恵
- 『街とその不確かな壁』(上)村上春樹
- 『常設展示室』原田マハ
- 『読みたい心に火をつけろ!』木下通子
以上6冊でした。
『世界の一流は「休日」に何をしているのか』越川慎司

常に結果を残し続ける世界の一流と呼ばれる人たちは、休日をどのように過ごしているのか?
平日のパフォーマンスを上げるための最高の休日の過ごし方を紹介した1冊です。
私も本書の内容を実践してみて、これまでよりも生き生きと生活できるようになった気がします!
皆さんに読んでもらいたい本です。
書籍情報
- 世界の一流は「休日」に何をしているのか』 / 越川慎司
- クロスメディア・パブリッシング
- 2024年11月11日 初版発行
- 1,580円+税
- 204ページ
『さみしい夜のページをめくれ』古賀史健

本を選ぶことは、明日の自分を選ぶこと
『さみしい夜にはペンを持て』の著者が送る、本の選び方、出会い方、向き合い方を教えてくれる1冊です。
ストーリー仕立てで小学校高学年からでも読みやすいと思います。
きっと自分にとって大切な本に出会えるきっかけとなるはずです。
思わずジャケ買いしてしまったほど素敵すぎる表紙やイラストも本書の魅力です。
書籍情報
- さみしい夜のページをめくれ / 古賀史健
- ポプラ社
- 2025年3月18日 初版発行
- 1,600円+税
- 351ページ
『新しい、美しい日本の図書館』立野井一恵

日本全国の比較的新しい図書館を写真付きで紹介した1冊です。
それぞれの図書館ごとに特色やコンセプトがあって、写真を眺めているだけでも楽しいです。
最近の図書館は作りや見せ方がとてもおしゃれなので、行ってみたい図書館が見つかるかも。
書籍情報
- 新しい、美しい日本の図書館 / 立野井一恵
- 株式会社エクスナレッジ
- 2024年10月2日 初版発行
- 1,800円+税
- 159ページ
『街とその不確かな壁』(上)村上春樹

人気作家、村上春樹さんの長編小説最新作が文庫化されました。
村上春樹さんの文章は、スーッと体に染み込んでくる感じがあって何度も読み返してしまいます。
この作品も再読ですが、読み始めるとその世界観に引き込まれてしまいます。
個人的見解ですが、村上春樹さんの小説はストーリーを楽しむというよりは、その文章や世界観を楽しんでいるような気がしています。
書籍情報
- 街とその不確かな壁(上) / 村上春樹
- 新潮文庫
- 2025年5月1日 初版発行
- 900円+税
- 457ページ
『常設展示室』原田マハ

美術や芸術をテーマとした作品を多く書かれている原田マハさんの短編集です。
昔『楽園のカンヴァス』を読んで以来、大好きな作家さんです。
本書では、6篇の物語が収録されており、それぞれに主人公の女性と1枚の絵画が紡ぎ出す心温まるストーリーとなっています。
個人的には『道 La Strada』が好きでした。
短編集なので、隙間時間にサクッと読めてしまうのもとても良いです。おすすめ。
書籍情報
- 常設展示室 / 原田マハ
- 新潮社
- 2018年11月20日 初版発行
- 1,400円+税
- 190ページ
『読みたい心に火をつけろ!』木下通子

岩波ジュニア新書の1冊。今回は電子版で読みました。
学校司書として長年勤めてこられた著者が、図書館司書の仕事や日常を紹介した本です。
生徒たちと接する学校図書館ならではの取り組みや、運営の考え方が余すことなく語られています。
また、著者が力を入れているビブリオバトルの取り組みについても、詳しく知ることができました。(恥ずかしながら、わたしも初めて知ることができました)
これから司書を目指す人には、絶対に読んでもらいたい1冊です。
書籍情報
- 読みたい心に火をつけろ! / 木下通子
- 岩波ジュニア新書
- 2017年6月21日 初版発行
- 900円+税
- 256ページ
まとめ
今回は2025年4月に読んだ本6冊をまとめて紹介しました。
詳しい紹介記事は各書籍のリンクからご覧いただき、気になった本はぜひ読んでみてください。
今月は実用書だけでなく、文芸書もいくつか読みましたが、やはりいいですね。
難しいことは考えず、物語の世界観にどっぷり浸かれる体験が手軽にできるのも読書の魅力です。
来月も様々なジャンルの本を手に取ってみたいと思います。
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