【1時間の読書で人生が変わる】書籍紹介『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン

実用書

今回の書籍紹介はスペンサー・ジョンソンさん著『チーズはどこへ消えた?』をご紹介します。

あなたは変化することを恐れて、しかたなく現状に流されていませんか?

新しい一歩を踏み出す勇気がもらえる、自己啓発本の世界的名著です!

  • 気になっていて読んでみたいけど、どんな本なの?
  • この本は読みやすい?おもしろい?
  • どんなことを学べるの?

そんなあなたのために、この記事ではこの本の大まかな内容と、どんな人におすすめなのかをざっくりと分かりやすく紹介します。

しばとしょ
しばとしょ

この記事はあくまでも「紹介」であり、「感想・書評」ではありません。

皆さんの本選びの参考にしていただくのが目的なので、クリティカルなネタバレはしないようにしています。

「人気ブログランキング」に参加しています
「にほんブログ村」に参加しています

こんな人におすすめ

  • 変化に不安を感じている人 
  • 新しいことに挑戦したいけど、一歩踏み出す勇気が出ない人
  • 仕事やキャリアに悩んでいる人
  • シンプルで読みやすい自己啓発書を探している人
しばとしょ
しばとしょ

難しい本が苦手な人にもおすすめ。物語形式でサクッと読めますよ。

どんな本?

『チーズはどこへ消えた?』は、スペンサー・ジョンソンによる自己啓発書です。

まるで児童書のような誰にでもイメージしやすい物語を中心に、変化に対応することの大切さをわかりやすく伝えています。

物語の舞台は迷路。そこにはネズミのスニッフとスカリー、小人のヘムとホーが住んでいます。

彼らは毎日「チーズ」を探して暮らしています。 このチーズは幸せや成功の象徴です。

ところが、ある日いつもの場所から突然チーズが消えてしまいます。

この後に彼らが取る行動とは…。

この本は、仕事や人生の中で訪れる変化にどう向き合うべきかを教えてくれる一冊です。

シンプルな物語ながら、多くの人の心に響くメッセージが込められた名作です。

書籍情報

  • チーズはどこへ消えた? / スペンサー・ジョンソン
  • 扶桑社
  • 2000年11月30日 初版発行
  • 838円+税
  • 94ページ

ちなみに厚みはこんな感じ。(iPhone15との比較です)

100ページない、とても薄い本です。

自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたがる

あなたが長い時間をかけて積み上げてきたものは何ですか?

仕事、経験、家庭、財産、精神的な安定、などなど。

それらが突然なくなるとしたら、あなたはどうしますか?

永遠なものなどこの世には存在しません。いつか終わりがくるし、何かの些細なきっかけで失われてしまうこともあり得ます。

多くの人はそういった「変化」を恐れています。

そして、失ったものが大切であればあるほど、それにうまく対応することができません。

この本に登場する2匹と2人の登場人物にも、大きな変化が訪れますが、それぞれが異なる方法を選択していきます。

「自分はこの人と同じ行動をとりそうだ」と、共感しながら読むことができます。

そして、彼らを待ち受ける結末とは?

この本は、人生のどこかで訪れる「変化」に耐えるすべての人に役立つ内容になっています。

5つ星総合評価

  • 読みやすさ ☆☆☆☆☆
  • 面白さ   ☆☆☆☆
  • ためになる ☆☆☆☆☆
  • 話題性   ☆☆☆☆☆
  • おすすめ度 ☆☆☆☆☆

  ※しばとしょの個人的な感想です。

ページ数が少ない本なので、短時間でサクッと読めます。

私は1時間くらいで読み終えました。

内容も物語形式かつ日本語訳もシンプルなので、読みやすさ抜群です。

こんなにシンプルな本ではありますが、人生における大切なことを思い出させてくれる、学びの多い本です。

アップルやIBM、メルセデス・ベンツ等の世界の名だたる大企業が研修テキストに採用しているというのも納得です。

読まない理由がありません。

今すぐ必ず読んでください!

どんなことを学べる?

変化を受け入れることの大切さがわかる

物語の中で、小人のヘムとホーは「チーズがずっと同じ場所にある」と信じ込んでいました。

ところが、突然チーズが消えてしまい、ヘムはその変化を受け入れられず動けなくなってしまいます。

「どうしてこんな目に遭うんだ?」「今からチーズを探しに他のところへ行くなんて危険だ」

事態を受け入れて、自分たちも変わろう、行動しようというホーの言葉にも耳を貸そうとしません。

一方、ホーは変化を受け入れ、自ら行動を起こしていきます。

わたしたちの日々にも突然の変化は訪れます。

そのときに、ずっと過去にしがみついて何もしないのか、現実を受け入れて前へ進むのか

その選択こそが、新しい未来を引き寄せるための大きな分岐点となるのです。

行動することが成長につながる

ネズミのスニッフとスカリーは、チーズがなくなるとすぐに新しいチーズを探しに出発します。

その行動が、新たなチーズのありかへと彼らを導きます。

一方、小人の2人は行動するよりもまずは事態の検証に努めようとします。

しかし、状況は変わりません。

ホーは「動かなくては何も変わらない」と気づき、一歩を踏み出すのです。

新しいことを始めようとする際に、「まずは学んでから」と、行動することを後回しにしていませんか?

行動することで新しい可能性が見えてくるのです。

恐れを手放すと、新しい道が開ける

ホーは、新たな行動を起こすことに対して不安を抱えていました。

「この先に何があるのだろう?何も見つからないかもしれない。危険なことがあるかもしれない」

しかし、行動を続けることで、次第に気分が解放されていくことに気付きます。

「恐れていることを実際にやってみると、思ったより怖くない。新しいチーズを見つけるまでの道のりを楽しんでいこう」そう思えるようになったのです。

新しいチャレンジはやってみるまで何が起こるかわかりません。

だからこそ不安になり、変化を恐れます。

しかし、いざやってみると、意外とうまくいくことも多いのです。

それが自信につながり、新たな道が目の前に広がってくるのです。

変わることを怖がらず、楽しんでください。

まとめ

今回は扶桑社からスペンサー・ジョンソンさん著『チーズはどこへ消えた?』をご紹介しました。

この物語はシンプルでありながら、仕事や人生の変化にどう対応するべきなのかわかりやすく教えてくれる1冊です。

読めばきっと、新しい一歩を踏み出す勇気を与えてくれることでしょう。

まさに今、スマホをぽちぽちいじっているその1時間で、人生において大切なことが学べます。

まだ読んだことがないあなた、黙って読みましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました